この記事は次のような疑問に向けて書かれています。
記事の前半では、Yahoo!知恵袋とAmazonに寄せられたレビューから、発火事例を紹介します。
また後半では、安全性を最優先したい人に向けて、国内大手メーカーの代替製品を2つ紹介します。
サロニアのドライヤーに発火リスク?知恵袋とAmazonからの事例報告
サロニアのドライヤーについてGoogleで検索すると「発火」というワードが出てきますが、実際に発火事例はあるのでしょうか?
結論から言うと、実際に購入したユーザーが発火の報告をしています。
ここでは、それらの事例をYahoo!知恵袋とAmazonレビューから紹介します。
Yahoo!知恵袋に寄せられた事例(2件)
Yahoo!知恵袋には、サロニアのドライヤーで発火トラブルに見舞われたという相談が2件寄せられています。
事例1
まず、1つ目の事例から引用します。
サロニアのドライヤーを使っていたのですが、急に止まったり動いたりして、「バンッ!」て火花が一瞬出て消えました。購入してから1年もたってないのですが、なぜこうなったのか分かる方いませんか?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12282568382
質問者がこの時に使っていたドライヤーの写真もアップロードされていて、コードの付け根のところが折れ曲がり、被覆が破損しているのが分かります。↓

この質問に対し、「ベストアンサー」に選ばれていたのが下の回答です。
サロニアのドライヤーはコードブッシュが硬いのか、引っ張って使わなくてもACコードの被膜が削れて断線します。他にスイッチの故障もよく起きています。
対策としては、コードブッシュにコードが当って擦れる部分に予めビニールテープを巻いておくとかですね。
カラー展開ばかり増やして、何年も前からこの問題を改善しないので、別のメーカーにした方がいいですよ。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12282568382
「バンッ!と音がして、火花が出た」という質問者の報告、そして「コードブッシュが硬いのか、引っ張って使わなくてもACコードの被膜が削れて断線する」という回答者の報告が注目すべき点です。
事例2
次に2つ目の事例を引用します。
サロニアのドライヤーを使用している時に、一瞬風が止まったかと思えば、本体とコードの間から火花が散り、小さい炎も出てきました。
すぐにコンセントから抜き、その後は特に何もありませんが、その時に使用していたコンセント自体は今後も使用し続けても問題ないのでしょうか?
コードが溶けてしまったドライヤー本体は破棄する予定です。すみませんがお力添えいただける方いらっしゃいましたら、回答お願いします!
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12318217652?query=%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%20%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%20%E7%99%BA%E7%81%AB
この事例では写真はないものの、「本体とコードの間から火花が散り、小さい炎が出た」「コードが溶けてしまった」とあり、破損箇所は事例1と同じと思われます。
Amazonレビューに寄せられた事例(16件)
Amazonのカスタマーレビューにおいても、似たような事例が寄せられています。
『SALONIA サロニア スピーディーイオン ドライヤー 大風量 速乾 軽量 マイナスイオン ヘアドライヤー SL-013AB ブラック【Amazon.co.jp限定】』に寄せられたレビュー(2,466件)のうち、タイトルや本文中に「発火」または「火花」という言葉を含むものを検索したところ、16件がヒットしました(2026年1月29日時点)。
それらを以下に引用します。
4年ほど使用しましたが根本から火花が出ました。長時間使用した後、電源がつかなくなることがありましたが、本日発火しました(少しお腹に火傷しました)。
https://amzn.to/4bUgBAU
ドライヤー使ってたら、突然止まって根元から発火しました。2年位しか使ってないのに。持ってた手も軽く火傷。
https://amzn.to/4q9n9iy
1年弱で突然発火しました。
https://amzn.to/4bUgFRa
1年経たずにコード部分が断線し、そこから炎が出ました。身の危険を感じました。
https://amzn.to/4q9Z8rR
電気コードのナイロンゴムが非常に弱く、持ち手部分の下あたりでコード内の銅線が断裂します(添付写真の黄色いテープのところ)。銅線断裂後はショートして火事になります。私は分解してコードをつなぎ直しました。
https://amzn.to/4q8GOiO
かわいいし、風量もあっていいですが、しばらく使っているとコードの部分から発火します!危険なので、買う際は検討したほうがいいと思います!
https://amzn.to/4qQFL8e
使って2年ほどでコードの接続が悪くなったかなと思ったら、翌日使ったらコードから発火しました。火花とかではなく、ガッツリ火が出ました。
https://amzn.to/4a1FAzP
3年ほどで本体とコード接続部分から発火しました。使用感は良かったのですが・・・。リピートは控えます。(※破損したコードの写真あり)
https://amzn.to/4qJku01
1年と半年で火を噴きました。他のレビューで書いている人がいますが大げさと思っていたら本当に発火しました。子供が使用中でしたが、火傷もなく、火事にもならずに助かりました。
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ちょうど3年ほどで、使用中にコードの付け根からバリバリ音を立てて、火花が出て壊れました(少し火傷してしまいました…)。付け根が使用中熱くなる兆候があったので、そうなった場合は交換をお勧めします。
https://amzn.to/4t3X5rO
5年前に買いましたが、最近コードの付け根が割れて、火花が散り、火事が怖くて捨てました。フックに掛ける樹脂リングがついてますが、逆さまに吊るすのでコードが垂れることで、
https://amzn.to/3LUvFnE
折れているコードが割れてくるようです。根本が蛇腹「風」になってますが、実際は硬くて全く機能してません。パナ(※パナソニック)のドライヤーの蛇腹は柔軟性があり、何ら問題なし。
購入して2年経ったでしょうか…。使用中に突然コンセントから火花が出ました。色々なメーカーのドライヤーを使用してきましたが、このようなことは初めてです。危うく事故になるところでした。
https://amzn.to/4rFzz35
1年半くらい使って本体根本部分が断線したようで、火花が出ました。このドライヤーは危険です。
https://amzn.to/3ZDj635
使用中、持ち手のすぐ下のコード部分から突然火花が出て燃えました。使ってない時はちゃんとコンセントから抜いて、コードもぐるぐるにしたりせず保管してたので、傷むようなことはしてないはずですが…。
https://amzn.to/4qMxpOL
2023年に購入し、ここ1ヶ月くらいで配線の付け根部分が使用中に熱を持ち出していました。
https://amzn.to/4t7SJ2K
遂に今日、バリバリと音を立てながら火花が散り電源がつかなくなりました。付け根部の耐久性はそこまで良くないのかな?
2年程で壊れます。根元から火花が散り、今回も壊れました。2本目でした。他の商品に一旦変えます。
https://amzn.to/4a2uc6O
これらのAmazonレビューから分かるのは、発火箇所はいずれもコードの根元部分であるということです。
何人かは写真もアップロードしており、コードの根元に構造的な弱さがあるものと推測できます。
発火報告は16件で、全体のレビュー件数(2,466件)の約0.65%と、割合としてはかなり低めです。
しかし電化製品で一度発火が起きれば、火傷(ヤケド)や火事につながりかねません。
実際、上で紹介したAmazonレビューのうち何件かは、「軽度ではあるものの火傷した」と言っています。
また、「普通に使っていただけ」「購入して1〜3年も経たないうちに」と報告されていることから、ユーザーの使い方に問題があるというわけでもなさそうです。
この他に、火花が散ったという内容のXの投稿も1件見つけました。
ただし、この投稿の事例では、コードの根元ではなく、ハンドルと本体の付け根部分から火花が散ったように見えます(黒く煤けている)。↓
こないだサロニアのドライヤー爆発しました💦火花散ってバスン!て鳴ってびっくりしました…
— あき (@aki_yattemiru) April 14, 2025
調べたら、サロニアは何件も爆発事故起きてるらしいです。三台目だったので安心し切ってました…別の物メーカーに買い替えました💦 pic.twitter.com/JOx0IvFgOq
サロニアのドライヤーに発火リスク?コードが断線する理由
ここでは、ドライヤーのコード根元が断線してしまう理由を考えてみます。
保護パーツが硬い
最も大きな要因として考えられるのが、ドライヤー本体とコードの接合部にある保護パーツ「コードブッシュ」の脆弱性です。
本来、このパーツはコードが鋭角に折れ曲がるのを防ぎ、断線を予防するために存在します。
しかし、このコードブッシュが硬くて柔軟性に欠けると、使用中に本体を動かすことで電源コードと摩擦を起こすことになります。
この摩擦が繰り返されることでコードの絶縁被覆が摩耗し、やがて内部の導線が剥き出しになってショートから発火に至ると考えられます。
先ほど紹介したAmazonのレビューの中で、
フックに掛ける樹脂リングがついてますが、逆さまに吊るすのでコードが垂れることで、
https://amzn.to/3LUvFnE
折れているコードが割れてくるようです。根本が蛇腹「風」になってますが、実際は硬くて全く機能してません。パナ(※パナソニック)のドライヤーの蛇腹は柔軟性があり、何ら問題なし。
というものがありました。
メーカーによって、この保護パーツの部分が硬かったり柔軟だったりと、差があるのかもしれません。
普通に使っていたのに断線したという声も
ドライヤーの故障というと、「コードを本体にきつく巻き付けていた」「無理に引っ張った」といったユーザー側の扱い方が原因にされがちです。
しかし、上で紹介した報告事例では、「普通に使っていただけなのに断線した」というものがありました。
ユーザーがどれだけ丁寧に扱ったとしても、「コードの保護パーツが硬い」という特性がある限り、1〜3年で断線してしまう可能性が残ることになります。
サロニアのドライヤーに発火リスク?他社製ドライヤーとの比較
ここでは、ドライヤーをこれから購入しようとしている方に向けて、選択の基準を示したいと思います。
サロニアのドライヤーが向いている人・向いていない人
サロニアのドライヤーの魅力は、価格の安さと洗練されたデザインにあります。
もし以下の条件に当てはまるのであれば、リスクを理解した上で、サロニアのドライヤーを選んでもいいと思います。
一方で、「少しでもリスクを避けたい」「長く使い続けたい」と思うのであれば、別のメーカーのドライヤーをお勧めします。
数千円の予算をプラスするだけで、国内大手メーカーの製品が手に入るからです。
代替候補:国内大手メーカーのドライヤー2選
ここではパナソニックとシャープのドライヤーを代替品として紹介します。
パナソニック『イオニティ EH-NE5M』
国内大手メーカーの確かな品質で選ばれているのがパナソニックの『イオニティ EH-NE5M』です。
マイナスイオンの吹き出し口を別に設けることによって、速乾性と髪への優しさを両立させています。
サロニアのSL-013ABとの価格差は1,500円ほどですが、安全性を最優先する方にとって、国内トップブランドであるパナソニックのドライヤーはベストの選択肢となるはずです。
シャープ『プラズマクラスター ビューティー IB-NP9-V』
より多機能で、髪の保護を徹底したい人に向いているのがシャープの『プラズマクラスター ビューティー IB-NP9』です。
サロニアのSL-013ABとの価格差は4,300円ほどで、最大の特徴はシャープ独自の「プラズマクラスター」によるヘアケア効果。
また、独自の「エアロフォルム」により熱ストレスを抑えた大風量を実現しています。
周辺の空気を巻き込んで風量を増幅させるので、速乾性を維持しつつ、髪へのダメージを最小限に抑えます。
単に乾かすだけではなく、サロン帰りのような仕上がりを自宅で再現できる点が『プラズマクラスター ビューティー IB-NP9』の売りです。
数千円の差で「安心」を買う
今見たとおり、サロニアのドライヤーとパナソニックやシャープのドライヤーを比べると、値段に1,500円〜4,000円程度の差があります。
物価高騰が続く今、少しでも安い製品を選びたいという気持ちはよく分かります。
しかし、ドライヤーは毎日顔の近くで使う電化製品です。
万が一にでも事故があってはいけません。
1,500円〜4,000円の出費を惜しんで不安な気持ちで使い続けると、毎朝のセットが苦痛になります。
購入判断に迷う時は、「発火トラブルに見舞われた際に、数千円をケチったことを後悔しないだろうか」と想像してみてください。
サロニアのドライヤーに発火リスク?まとめ
最後にこれまでの内容をまとめます。
最終的にどのドライヤーを購入するかは、何を優先するかによって決まります。
| 優先事項 | 選択肢 |
| デザイン・安さ | サロニアのドライヤーを購入する ただし、断線を防ぐために購入直後にビニールテープなどでコード付け根の補強を行い、1〜2年の消耗品と割り切って使用する。 |
| 安全性・耐久性 | 国内大手メーカー製を購入する 独自の安全基準や保護構造を持つパナソニック(イオニティ)やシャープ(プラズマクラスター)を選び、リスクを回避する。 |
この記事が良い買い物の一助となれば幸いです。

