MacBook Airの購入を考えているが、M4モデルを今買ってしまうべきか、それともM5モデルを待つべきか、迷っている人も多いと思います。
特に、最新のM4モデルがAmazonのブラックフライデーセールで2万5,000円オフとなっているのを見ると、焦りますよね。
結論を先に言うと、M5を待たずにMacBook Air M4を買うべきです。
この記事では次のような疑問に答えます。
この記事の前半では、M5を待つことで生じる「値上げリスク」と「排熱リスク」について、解説します。
また後半では、MacBook Air M4を今すぐ購入することがいかに合理的か、Amazonのセール情報とともに解説します。
MacBook Air M5を待つべきではない3つの理由
MacBook Air M5の登場を待つという選択は、一見良さげに見えます。
しかし、この選択には2つのリスクがあります。
1つは現在の円安情勢、もう1つはM5チップが抱える問題です。
順に説明します。
① 円安進行でM5モデル値上げの可能性
MacBook AirのM5モデルが発売されるのは2026年春ごろと言われています。
しかし、それまでにM5モデルが値上げされてしまう可能性も考慮に入れるべきです。
というのも、今、円安とインフレーション(物価上昇)が一段と進行するリスクが高まっているからです。
2025年11月22日付の『ブルームバーグ』の報道によると、日本の財政悪化への懸念から、株・国債・円が同時に売られる「トリプル安」が発生しているとあります。
高市氏が総裁選で勝利してからわずか1ヶ月半で、円は対ドルで6%超も下落し、独歩安の状態です。
Apple製品はドル建てで取引されるため、円安の影響を強く受けます。
2022年2月に円安が始まって以降、MacBook Airでは同年の夏に1回目の大幅値上げがありました。
この時のドル円は132〜135円台と、2022年2月以前の約115円から大きく円安が進んだ段階でした。
それ以降は値上げがされていないように見えるのですが、事実は違います。
2025年3月発売のMacBook Air M4モデルでは、米国での販売価格が1,099ドルから999ドルに下がったにも関わらず、日本円価格は据え置かれています。
これにより、日本側では実質的に約10%の値上げがされたのと同じ効果が発生しています。
次のM5モデルで米国販売価格が再び値下げされる可能性は極めて低く、それまでに円安が進行すれば、日本でも据え置きではなく値上げになるはずです。

円安がこれ以上進まないことを願うばかりだけど…。
② M5チップの発熱問題
M5チップはM4チップに比べてCPU、GPU、AI処理能力が大きく向上していますが、この性能向上と引き換えに、深刻な発熱問題が指摘されています。
テック系YouTuberによるM5チップのベンチマークテスト(Cinebench)の結果では、M5チップは高負荷時に非常に熱くなり、オーバーヒートを避けるためサーマルスロットリング(性能制限)を起こしていることが明らかになっています。
Bad news for the M5 MacBook Air..
— Vadim Yuryev (@VadimYuryev) October 23, 2025
The single fan on the new M5 MacBook Pro is NOT keeping up, leading to thermal throttling of the M5 chip in Cinebench 2024.
Single to Multi-core score ratio:
M4: 5.38x
M5: 5.07x
Apple, PLEASE give us 2 fans!
Link to full video below 👇 pic.twitter.com/lGmTSJjPRQ
この問題は、冷却ファンが1基搭載されている新型のM5 MacBook Proでさえ発生しており、上のXの投稿でも「M5の力を引き出すにはファンが2基必要」と言っています。
これがファンレス(冷却ファンなし)のMacBook Airに搭載されたらどうなるか?
排熱が上手くいかなくなる可能性が高いんです。
MacBook Airは、素材や断熱によるパッシブ冷却に頼っています。
M4チップはMacBook Airの薄型・軽量デザインと相性が良く、サーマルスロットリングの報告はされていません。
しかし、発熱が深刻なM5チップがファンレスのMacBook Airに搭載されれば、本来の性能を出せなくなってもおかしくありません。
高いCPU性能と静かなファンレス運用の両方を求めるなら、設計に無理のないM4モデルの方がM5より確実です。
③ M5モデルを待つことによる機会損失
MacBook Air M5の発売時期は、海外の報道で2026年3月ごろと予想されています。
今すぐMacBook Airが必要なのに、M5を待つために古いPCを使い続けることは、大きな機会損失を生みます。
例えばAmazonのブラックフライデーセールでM4モデルを今すぐ購入すれば、M5モデルが発売されるまでの間に、作業効率の向上を図ることができます。
新モデルに期待するあまり、我慢して古いパソコンを使い続けると、目に見えない形でコストが発生するわけです。
MacBook Air M5を待つべき?M4を今すぐ買うべき2つの理由
これまで、M5を待つことで生じる3つのリスクを解説しました。
ここからは視点を変え、今すぐM4 MacBook Airを購入することがいかに合理的な選択であるかを、2つの根拠と共に解説します。
① M4モデルでもオーバースペック
MacBook AirのM5モデルを待つ理由があるとすれば、性能アップへの期待だと思います。
しかし、結論から言えば、現行モデルのM4チップは、ほとんど全てのユーザーにとって過剰と言えるほどの性能を持っています。
M4チップは、従来のインテルチップや2020年発売のM1チップと比較して、CPU性能、GPU性能、そしてAI処理を担うNeural Engineの処理速度が大幅に向上しています。
日常的なWeb閲覧や資料作成はもちろんのこと、以下の作業も余裕を持って快適にこなすことが可能です。
もちろん、M5チップはM4チップよりCPUのマルチスレッド性能が約15%向上するなど、数字上の進化はあります。
しかし、この程度の性能向上は、体感では分かりません。
体感できない性能向上のために、円安による値上げリスクとM5チップの発熱リスクを負う必要はありません。
逆に、8K動画編集や高度な3Dレンダリング、大規模な機械学習など、M5チップの持つ潜在能力を必要とする用途のユーザーは、最初から冷却ファンを搭載したProやMaxのモデルを選ぶべきです。
② Amazonブラックフライデーセールで格安ゲット
MacBook Air M4の購入を今すぐ決断すべきもう1つ理由が、Amazonブラックフライデーセールによる大幅な割引です。
今回のブラックフライデーセールでは、2万5,000円の割引が適用されています。
具体的には、最も人気が高いベースモデル(16GBメモリ、256GBストレージ)で164,800円から139,800円と、2万5,000円引き(15%引き)となっています。
実はこの15%という値引きは、Apple認定整備済製品で適用される数字と同じです。
Apple認定整備済製品は新品に近い中古品です。
つまり、一度誰かの手に渡ったものです。
これに対して、Amazonで売られているものは新品。
新品でありながら15%の値引きがされるのが、年に数回のAmazon大型セールなんですね。
| モデル | 通常価格 | セール価格 | 割引額(割引率) |
| 16GB/256GBモデル | 164,800円 | 139,800円 | 25,000円(15%) |
| 16GB/512GBモデル | 194,800円 | 169,800円 | 25,000円(13%) |
| メモリ24GBモデル | 224,800円 | 199,800円 | 25,000円(11%) |
セールで浮いた2万5,000円の予算があれば、マウス、USB-Cハブ、保護ケースなどの周辺機器を充実させることができます。
MacBook Air M5を待つべき?M4モデルのおすすめ構成
M5を待つことで生じる2つのリスク、そしてM4の圧倒的な性能を解説してきました。
ここでは、MacBook Air M4モデルを買う場合にどのような構成にするべきかを解説します。
【用途別】MacBook Air M4のおすすめ構成
MacBook Air M4モデルでは、今回ブラックフライデーセールの対象になっている13インチモデルの中から、メモリとストレージの構成を選ぶことができます。
ストレージは後から外付けSSDを買うことで拡張できますが、メモリは追加できません。
ですので、メモリ容量を重視してください。
| 用途 | 推奨モデル | 構成と理由 |
| 一般ユーザー (Web閲覧、メール、資料作成、4K動画編集など) | メモリ16GB(ベースモデル) | メモリ16GB/ストレージ256GBのベースモデルです。このモデルでも、4K動画編集も含めて困ることはありません。コストを抑えつつ、M4の恩恵を最大限に享受できます。 |
| プロ&クリエイター予備軍(マルチタスク、エフェクトを多用する4K動画編集など) | メモリ24GB | メモリが24GBあることで、M4チップの力を限界まで引き出すことができます。同じ作業でもより早く処理したいセミプロにおすすめです。また、将来のAI処理に備えたい方にとっても最良の選択です。 |
それでもM5を待ちたい人へ〜Q&A
ここまで読んでもなお、M5を待つべきか迷っている方に向けて、Q&Aを設けます。
- Qそれでも、M5を待つメリットは何ですか?
- A
M5を待つメリットは、最新モデルを手にすることで得られる満足感と、将来的なAI(Apple Intelligence)への期待です。M4モデルに比べ、M5モデルはAIチップの性能がアップしています。今後のApple Intelligence発展に期待し、その活用を見込んでいる場合はM5を待つメリットがあります。
- QAmazonのセールが終わってしまったらどうすべき?
- A
Amazonブラックフライデーセール期間中にM4モデルを購入するのがベストですが、期間終了後は価格が元に戻ります。セールが終了した場合は、焦って通常価格でM4モデルを購入するよりも、M5の発売動向が明らかになるまで購入を見送るのも一つの手です。ただし、大型セール時のM4が最もコスパがいいという事実は変わりません。この絶好の機会を見逃さないことを強くお勧めします。
今すぐ行動を!セール終了と在庫切れに注意
今回のブラックフライデーセールによって、相当な数のM4 MacBook Airが売れるはずです。
特に人気の高い13インチのベースモデルは真っ先に在庫切れとなる可能性があります。
「M5を待つべきか」と迷っている時間は、そのまま最安値でM4を買う機会を失うことにつながります。
「迷っている時間が一番もったいない」と考え、行動を起こしましょう。
今が最安値で最も安定したMacBook Air M4を手に入れるチャンスです。
MacBook Air M5を待つべき?まとめ
「MacBook Air M5を待つべきか」という問いに対しては、「今すぐM4を購入すべき」というのが答えです。
M5モデルの発売を待つことで、以下の2つのリスクが生じます。
一方、現行モデルのMacBook Air M4は、性能、価格、安定性において、最高の選択肢です。
迷う時間は、セール終了や在庫切れという形で購入機会を奪います。
今こそベストのタイミングと考えて、MacBook Air M4モデルを手に入れてください。




