「Kindle端末って本当にいるの?」と考えている人が多いと思います。
この記事は、次のような疑問に向けて書かれています。
結論から言えば、多くの方にとってKindle端末は、無理して買う必要のないデバイスです。
そこで記事の前半では、Kindle端末が基本的にいらない理由を解説します。
また後半では、それでもなお、Kindle端末が贅沢品として価値を発揮するケースを紹介します。
Kindle端末は「いらない」と断言できる3つの理由
「Kindle端末ってそんなに安くないし、本当にいるの?」と誰しもが思います。
結論を言えば、多くの人にとっては不要です。
スマホやタブレットをすでに持っているのに、Kindle端末を買い足す理由がないんですね。
以下、具体的な理由を3つ紹介します。
【理由1】汎用性の低さ
Kindle端末が不要である一番の理由は、汎用性の低さです。
Kindle端末は電子書籍を読むことに特化しており、それ以外の機能は意図的に省かれています。
特に漫画や雑誌を読む人にとって、Kindle端末はパワー不足です。
このため、「1台で全て済ませたい」「雑誌や漫画を中心に読みたい」と考えているなら、汎用性の高いiPadやAndroidタブレットを選ぶべきです。
【理由2】操作性の悪さ
Kindle端末の根幹技術であるE-Inkディスプレイは目に優しい反面、動作が遅いという致命的な弱点があります。
これはスマホやタブレットの操作性に慣れている人にとって、大きなストレスとなります。
「サクサク動く操作性」や「スムーズな書籍管理」を重視するなら、高性能プロセッサと洗練されたOSを搭載するスマホやタブレットにするべきです。
【理由3】コスパの悪さ
Kindle端末は、ヘビーな読書家でもない限り、コスパが悪くなります。

2024年に発売された第12世代のPaperWhiteは、前モデルから一気に8,000円も値上げされ、大ブーイング!他のモデルも全て値上げされています。
Kindle端末はいらない!スマホやiPadで十分
この記事を読んでいる方は、少なくとも1台はスマホを持っているはずです。
場合によっては、タブレットも持っているかもしれません。
すでに持っている端末にKindleアプリをインストールすれば、Kindle本は問題なく読めます。
ここではKindle端末とスマホやタブレット(特にiPad)を比較し、それぞれの優位性を見てみます。
Kindle端末 vs スマホ・タブレット
Kindle端末とスマホ、タブレットの特徴を表で整理してみます。
| 特徴 | Kindle端末 | スマホ | タブレット(iPadなど) |
| 視覚疲労 | 少ない | ブルーライトで疲れやすい | ブルーライトで疲れやすい |
| バッテリー持ち | 数週間 | 1日程度(他のアプリ使用時は短くなる) | 1〜2日程度(他のアプリ使用時は短くなる) |
| 読書専用 | はい | いいえ(マルチタスク) | いいえ(マルチタスク) |
| 重量・携帯性 | 軽量(150~200g程度) | 非常に軽量(100~200g程度) | やや重い(300~600g程度) |
| 価格 | 追加費用あり | 追加費用なし(既に持っている場合) | 追加費用なし(既に持っている場合) |
この比較から分かるとおり、Kindle端末が優位なのは、「視覚疲労の少なさ」と「バッテリーの持ち」ぐらいです。
マルチタスクや操作の快適さという点ではスマホやタブレットの圧勝です。
なお、スマホやタブレットでも、OS設定やアクセサリーによって視覚疲労の対策が可能です。
iPadをKindle端末に近付ける設定
「iPadを持っているが、目が疲れるし、気が散る」という方のために、iPadをKindle端末並みにする方法を紹介します。
この設定を行うことで、視覚疲労を軽減し、読書に集中できる環境を作れます。
1台で済ませたいならiPad一択
「Kindle端末とiPadのどちらかしか買えない」という状況であれば、迷わずiPadを選んでください。
iPadの強みは以下のとおりです。
Kindle端末はいらない?「読書専用の贅沢品」としてならあり
これまで見てきたように、Kindle端末は多くの人にとって「いらない」というのが結論であり、スマホやタブレットで十分だということが分かりました。
しかし、読書体験の質にこだわり抜く人にとって、Kindle端末は「贅沢品」としての価値があるのも確か。
Kindle端末は、以下の要素を重視する人にとっては価値を発揮します。
活字本・小説を長時間読み続ける人
長時間にわたって分厚い活字本や学術書を読む人にとって、Kindle端末は大きなメリットがあります。
寝る前や入浴中に読書したい人
Kindle端末には、読書に集中できる、ブルーライトがほぼない、防水性といったメリットもあります。
紙の質や手軽さにこだわる人
Kindle端末は、紙の本と同レベルの表示ができます。
Kindle端末はいらない?字を読まない読書「Audible」
「Kindle端末はいらない」と決めた方に、別の選択肢を紹介します。
「読む」より「聴く」:Audibleのすすめ
「スマホやタブレットの画面を長時間見続けると疲れる」「通勤・通学中に両手が空かないから読書ができない」という方には、そもそも「読まない」という選択肢があります。
それが、Audible(オーディブル)です。
Amazonが提供するAudible(オーディブル)は、プロのナレーターや俳優が書籍を朗読してくれるサービスです。
Audibleには次のようなメリットがあります。
「Kindle端末はいらない」と判断したなら、読書スタイルを根本から変えることができるAudibleを始めてみるといいと思います。
スマホやタブレットで聞けるので、専用端末は不要です。
Kindle端末はセール価格なら「あり」
Kindle端末は、前述のとおり、読書に特化した贅沢品です。
スマホとは違い、生活必需品ではないため、定価で購入する必要は全くありません。
実はKindle端末は、プライムデーやブラックフライデーなどの大型セール、それ以外の定期セールでもかなり割引されます。
「Keepa」を使って、Kindle Paperwhite (16GB) の価格推移を以下に示します。

これを見ると、毎月または2ヶ月ごとに5,000円値引きされているのが分かります。

しょっちゅう安くなっているわけか!
Kindle端末をどうしても買う場合は、ぜひ値引きのタイミングを狙ってください。
あえて買うならPaperwhiteかScribe
これまで、「Kindle端末はいらない」ことを説明してきました。
しかし、読書専用の贅沢品としてKindle端末を買うなら、以下の2つのモデルのどちらかにすると良いと思います。
| モデル | おすすめユーザー | 買うべき理由 |
| Kindle Paperwhite | コスパと機能のバランス重視、浴室で読書をしたい人 | 防水機能があり、目の疲れに配慮した色調調節ライトを搭載。価格と機能のバランスが最もいいモデル。 |
| Kindle Scribe | 大きな画面で論文やPDFを読みたい人、書き込みしたい人 | メモ・手書き機能を搭載した最上位モデル。読書だけでなく、学習や仕事で電子書籍に書き込みたいという、明確なニーズがある人向け。 |
最も安価なモデルは、画面が小さく(6インチ)、色調調節ライトがないなど、デメリットが多いので避けた方が良いと思います。

しかも、最安モデルと言いつつ2万円するので、それほどお得ではない。2番目に安いPaperwhiteがおすすめ!
Kindle端末はいらない?まとめ
本記事では、Kindle端末は基本的にいらないことを説明してきました。
また、聞く読書「Audible」を選べば、Kindle端末が「いるか、いらないか」という悩みからも解放されます。
最後に記事の内容を整理しておきましょう。
- 多くの人にとってKindle端末が不要な理由
- 汎用性の低さ:
漫画・雑誌中心の読者やマルチタスクを求める人は、iPadや高性能タブレットにするべきです。 - 操作性のストレス:
処理速度の遅さや操作画面の使いにくさは、スマホやタブレットに慣れた人にとってストレスになります。 - コストパフォーマンス:
読書頻度が低い場合、手持ちのスマホやタブレットで十分であり、2万円以上も払ってKindle端末を追加購入する必要はありません。
- 汎用性の低さ:
- スマホ・iPadで快適に読む方法
- Kindle端末が「贅沢品」として価値を発揮する人
- 活字本中心の読書家・研究者:
紙と同レベルの見やすさを誇るE-Inkディスプレイは、視覚疲労を大幅に軽減するので、長時間本を読むヘビーな読書家や研究者に最適です。 - 読書への集中を最優先する人:
特別な設定をしなくても通知が一切入らず、ネットやYouTubeに気を取られる心配もありません。
- 活字本中心の読書家・研究者:
- 強力な代替案「Audible」
- 文字を読まない読書:
画面を見る読書に疲れた方は、耳で聴くAudible(オーディブル)を試してみましょう。 - セールを使って試し買い:
それでもKindle端末を購入するなら、Amazonのセール時を狙ってください。1〜2ヶ月に一度のペースで5,000円値引きされます。 - 推奨モデル:
Kindle端末を買う場合は、最安モデルではなくKindle Paperwhiteを選びましょう。防水機能や色調節ライトがあり、コスパに優れているからです。
- 文字を読まない読書:
各自の読書スタイルに合わせて、ぜひベストの製品を選んでください。

