2023年に発売されたREGZAの4Kテレビ「E350M」と「M550M」。
どちらも値段が下がってきている今がお買い得なのですが、いまいち違いが分からないですよね。
そこで、次のような疑問に向けて記事を書きました。
記事の前半では、両モデルの公式スペックを基にして、9つの違いを解説します。
後半では、用途に合わせた選び方と、お得な購入方法について紹介します。
REGZA E350MとM550Mの違いは?9つのスペックに差あり
まずはREGZAの公式スペックを基に、E350MとM550Mの違いを見ていきましょう。
E350MとM550Mの9つの違い
E350MとM550Mは同じ「レグザエンジンZR」を搭載したモデルですが、画質・音質・利便性に明確な差があります。
| 比較項目 | E350M | M550M | どちらが優位か | 視聴体験 |
| 1. パネルの性能 | 全面直下型LED | 全面直下型 広色域LED | M550M | 色の鮮やかさ、表現力 |
| 2. AI高画質 | おまかせオートピクチャー | クラウドAI高画質、おまかせAIピクチャー | M550M | 映像コンテンツごとの自動画質最適化 |
| 3. 人肌補正 | なし(ー) | ナチュラルフェイストーン | M550M | ドラマ、ニュースでの人肌の自然さ |
| 4. 音響調整 | なし(ー) | オーディオキャリブレーション | M550M | 部屋の環境に合わせた音質の最適化 |
| 5. 音声操作 | 非対応 | レグザボイス(リモコン)対応 | M550M | チャンネル変更や検索の手軽さ |
| 6. HDMI端子数 | 3系統 | 4系統 | M550M | 接続できる周辺機器の数 |
| 7. 録画USB規格 | USB 2.0 | USB 3.0 | M550M | 録画・再生時のデータ転送速度 |
| 8. 年間消費電力量 | 低い(省エネ基準達成率 106%) | やや高い(省エネ基準達成率 97%) | E350M | 年間の電気代 |
| 9. 最大サイズ | 65V型まで | 75V型まで | M550M | 設置できる最大サイズ |
| 共通点 | レグザエンジンZR、4K/60Hz駆動、Dolby Vision対応、瞬速ゲームモード、AirPlay 2 |
年間消費電力量(=電気代)を除けば、M550MがE350Mを上回っています。
値段は同じ!
上の比較表からも明らかなように、M550MはE350Mの基本性能(4Kパネル、ZRエンジン、瞬速ゲームモードなど)をベースに、画質と使い勝手を向上させた上位モデルです。
ただ、E350Mも直下型LEDバックライトとレグザエンジンZRという高い基本画質性能を備えています。
そのため、E350Mを選んでも4Kテレビとして十分満足できる性能です。
しかし、注目すべきは価格です。
Amazonでの販売価格は、E350MとM550Mともほぼ同じで、画面サイズと時期によっては上位モデルのM550Mの方が安くなることもあります。
実際、2025年11月7日時点だとE350Mが83,798円(税込)であるのに対し、M550Mは82,019円(税込)になっており、上位モデルなのに1,779円も安くなっています。


価格がE350Mと同じか、場合によっては安くなるにも関わらず、M550Mでは広色域パネル、クラウドAI高画質、レグザボイスといったメリットが得られます。
そのため、M550Mの方がコスパの高いモデルと言えます。
REGZA E350MとM550Mの違いは?画質と音質で上回るM550M
E350MとM550Mは、どちらも「レグザエンジンZR」を搭載していますが、より快適な映像と音を追求しているのがM550Mです。
ここでは、M550Mの画質と音質における優位点を深堀りします。
広色域パネルと色彩補正
テレビの映像美を左右する最も大きな要素が、パネルそのものの性能です。
映像への没入感を重視するなら、M550Mを選ぶべきです。
AIによる高画質テクノロジー
視聴環境やコンテンツの種類に応じて、画質を自動で最適化するAI機能はM550Mにのみ搭載されています。
リビングなど明るさが変化する環境で、常に最適な画質で楽しみたい場合は、M550MのAI機能が非常に役立ちます。
自然で美しい肌の再現(ナチュラルフェイストーン)
ドラマやニュース、バラエティ番組など、人物が多く映るコンテンツを見る場合に重要なのが「肌の質感」の再現です。
人物の自然な表情や質感を重視するなら、M550Mの方が有利です。
音響自動最適化(オーディオキャリブレーション)
まず、M550Mの最大出力は20W(10W+10W)であり、E350Mの16W(8W+8W)よりも高出力です。
さらに、M550Mには「オーディオキャリブレーション機能」が搭載されています。
単純な出力の高さに加えて、部屋に合わせた調整ができるM550Mの方が、より高品質なサウンド体験を演出できます。
REGZA E350MとM550Mの違いは?利便性・接続性でもM550Mが上
高画質・高音質機能に加えて、M550Mは利便性と接続性でもE350Mを上回ります。
同時に、両モデルに共通する弱点もあります。
レグザボイスによるリモコン音声操作
M550MにあってE350Mにないものに、リモコンによる音声操作があります。
「テレビの操作はとにかくスムーズで手軽に済ませたい」という人にとって、このレグザボイスはM550Mを選ぶ大きな理由の一つとなります。
接続端子とサイズ展開の違い
接続したい外部機器の数や、設置する部屋の大きさによっても、どちらを選ぶべきかが変わります。
| 比較項目 | E350M | M550M | メリット |
| HDMI入力端子 | 3系統 | 4系統 | 複数のレコーダー、ゲーム機、Fire TV Stickなどを同時に接続したい場合に有利 |
| 録画USB規格 | USB 2.0 | USB 3.0 | 外付けHDDへの録画・再生時のデータ転送速度が向上 |
| 最大サイズ展開 | 65V型まで | 75V型まで | 特大画面を求めるユーザーはM550M一択 |
HDMI端子が4つあるM550Mは、例えば「レコーダー」「PS5」「Nintendo Switch」「Fire TV Stick」といった4つの機器を同時に接続できます。
その都度、ケーブルを抜き差しする必要がありません。
多種類の機器をテレビに繋ぐ人はM550Mを選ぶべきです。
共通の弱点:倍速非対応とゲーム機能の限界
E350MとM550Mは共に優れたテレビですが、どちらもコストを抑えたエントリーモデルであり、共通して妥協すべき点もあります。
それが、リフレッシュレートとゲーミング性能です。
(※2024年モデルは倍速対応で動きが非常に滑らかですが、価格も12万円前後します↓)
ただ、どちらのモデルも、映像の遅延を大幅に短縮する「瞬速ゲームモード」には対応しており、FPSやアクションゲームをプレイする際の操作の遅れは最小限に抑えられています。
本格的なeスポーツレベルのプレイや、PS5/Xbox Series Xの最高フレームレート(120fps)でのプレイを最重視する「ガチゲーマー」には不向きですが、カジュアルなゲーム用途であれば問題ありません。
REGZA E350MとM550Mの違いは?口コミ紹介
スペック比較だけではわからないのが、実際に使った時の満足度です。
ここでは、両モデルを購入したユーザーのレビューから、両モデルのメリットとデメリットを探ります。
買う際の重要な判断材料になるはずです。
E350M購入者の口コミ
E350Mは、その価格設定から「コスパ最強の4Kテレビ」として高く評価されています。
肯定的なレビュー
星5つと4つの肯定的レビューが全体の87%を占めています。
画質、サイズ感、音質全て大満足です!!量販店ではどこもお取り扱いが無いモデルになってしまったので、Amazonで購入出来て良かったです。
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型落ちでも元がいい商品なので、とても綺麗で満足しています。当たり前ですが画面も大きく、ネット購入でも破損などはありませんでした。
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65インチでこの価格です。液晶画面も明るくキレイです。当然、有機液晶などと比べれば違いますが、5mくらいの距離で見ていますので気になりません。
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迫力の65です。近くで見ても粒子の荒らさは感じられず、10年前のモデルとでは比べ物にならないくらい画面が綺麗で明るいです。
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肯定的なレビューの多くが言及しているのは、以下の点です。
否定的なレビュー
一方で、否定的な口コミには以下のようなものがありました。
下向きについているスピーカーはやはり少々物足りないけど、満足のいくレベル。
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立利用の場合は付属の転倒防止バンドだけでは不安。設置してみてから転倒対策は検討した方がいいかも。
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まあまあの映りと思います。ただしリモコンの不具合が最初からありました。
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色味に関してですが、以前使用していたSONYのブラビアと比べるとナチュラルな感じで、少し物足りなさを感じます。
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否定的なレビューで目立ったものをまとめると、以下のようになります。
M550M購入者の口コミ
一方、M550Mは映像のクオリティが高いこと、音声操作ができることなどが評価されています。
肯定的なレビュー
星5つと4つの肯定的レビューが全体の85%を占めています。
いちばん驚いたのは音質の良さです。画質・音質ともに「AIおまかせ」に頼らずに細かく設定することもできますが、シネマモードにすると立体音響と重低音の効果で、聞き慣れたドラマやCMがハッとするほど新鮮に聴こえます。
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画質が綺麗だし音声が聞き取りやすくなり、リモコンの反応も早く満足してます。
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映像がとてもきれいです。ABEMAやYouTubeなど、色々と外部動画をTVで見ることができる機能が備わっているのがとても便利です。大きな画面で見れてうれしいです。
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十数年前に購入したSONY製テレビがついに故障し、本品を購入しましたが、十数年間の技術の進歩はすごいですね。画面も音もきれい(笑)。別にファンではないが、『BLACKPINK』がすぐそこで歌って踊っているようです。
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14、5年使ってたパナソニック製が壊れたので、急遽買いました。家電量販店で比較とかせず、金額と発売年だけ見て決めました。正直、画質は気にしていなかったのですが、録画したものを見たらすごいキレイで、動きも滑らか。キレイすぎて驚きました。本体も軽いし、画面の枠も狭いので圧迫感ないし。
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M550Mを選ぶユーザーは、特に以下の機能に満足しています。
否定的なレビュー
否定的なレビューには以下のようなものがありました。
品質面は綺麗ですが、どなたかが言ってましたように、見ている場所や角度で顔の見え方に差異が見えます。
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横から見ると画面が白っぽいのは、店舗でも事前確認していた通り。
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音声設定を色々試しましたが、構造上、脚が低いため音の出口が狭く、離れた場所ではボリュームを大きくしないと聞きづらいです。
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両モデル共通の弱点は音質か?
両モデルのレビューを比較すると、E350M、M550Mのどちらでも、音質に満足していないユーザーが一定数いるようです。
M550MはE350Mよりも高出力(20W)で、部屋に合わせた自動音響調整機能(オーディオキャリブレーション)が搭載されていますが、スピーカーの設置場所の関係で、音の迫力不足を感じる人がいるようです。
テレビ内蔵のスピーカーで妥協したくないのであれば、次のようにおすすめします。
テレビの買い替えと同時にサウンドバーの購入も検討することで、画質・音質ともに満足の行く環境を構築できます。
REGZA E350MとM550Mの違いは?後悔しないモデルの選び方
ここまで、REGZA E350MとM550Mのスペック、実際のレビューを比較してきました。
E350Mは高い基本性能とコストパフォーマンスに優れ、M550Mは広色域LEDパネルとAIによるハイレベルな画質に音声操作をプラスした上位版です。
どちらを選ぶか迷った場合は、重視する視聴スタイルから判断してください。
ケース別おすすめ診断チャート
あなたのテレビの使い方に当てはまる項目をチェックしてください。
| 診断項目 | あなたのニーズ | おすすめモデル | 理由(モデル選定の決め手) |
| 診断1 | 予算重視で地デジ・ニュース中心。 電気代も気になる。 | E350M | コストパフォーマンスと省エネ性能が最大のアドバンテージ。ZRエンジン搭載のため基本画質は十分。 |
| 診断2 | 映画やアニメ、ネット動画を頻繁に見る。 色の表現力を重視したい。 | M550M | 広色域LEDパネルとカラーリマスターにより、E350Mとは一線を画す色彩の豊かさを実現。 |
| 診断3 | PS5やSwitchなどゲーム機を4台以上接続する予定がある。 | M550M | HDMI入力端子が4系統あるため、抜き差しなしで複数の機器を接続・切り替えできる利便性が高い。 |
| 診断4 | リモコン操作や文字入力が苦手。 高齢者や家族が使う。 | M550M | レグザボイスによる音声操作が、チャンネル変更やネット動画検索のストレスを解消し、使いやすさが格段に向上する。 |
【最終判断】
E350M/M550Mをお得に購入するためのチェックリスト
どちらのモデルを選ぶか決まったら、次は購入です。
発売から時間が経過し、両モデルとも価格は下落中ですが、日々変動もあります。
最適なタイミングで購入するために、以下のチェックリストを活用してください。
基本性能が元々高い『REGZA』。
どちらのモデルを選んでも、コスパのいい買い物になるはずです。


