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AirPods Pro 2は補聴器代わりになる?3万円台でも「かなり使える」の声

速報:AirPods Pro 3登場!補聴器機能がさらに向上!

<追記>
2025年9月10日(日本時間)のAppleのイベントで、iPhone17と一緒にAirPods Pro 3が発表されました。

ここではAirPods Pro 3(新製品)とAirPods Pro 2(旧世代)との違いを、補聴器代わりの機能に絞って短く紹介します。

大きく以下の3つの点で進化しています。

  • ノイズキャンセリング(雑音除去)性能が2倍に向上
    AirPods Pro 3でもAirPods Pro 2と同様にH2チップが採用されているが、アルゴリズムの改善、マイク性能とイヤーチップの遮音性の向上で、ノイズキャンセリング性能が2倍向上。その結果、補聴器代わりとしての実用性がさらに上がった。

  • 「自動会話ブースト」機能を追加
    AirPods Pro 2では手動でオンにする必要があった「会話ブースト」が、AirPods Pro 3ではAIが自動で会話を検知し、音量を調整。いちいち設定を切り替えることなく、自然に会話に集中できるようになった。

  • イヤホン単体でのバッテリーが大幅に延長
    イヤホン単体での再生時間が最大6時間から8時間へと大幅に延び、長時間の会議や外出でも、途中で充電を気にすることなく使用できるようになった。

Xの投稿でも補聴器代わりとして、より「使えそう」だと投稿している方がいました。

AirPods Pro 2は補聴器代わりになるのか? 〜注目される理由〜

  • 補聴器の価格の壁──片耳30万円は誰でも出せる金額ではない
  • AirPods Pro 2を補聴器代わりにしたい人の切実な事情
  • AirPods Pro 2の技術・価格・アクセシビリティ

補聴器の価格の壁──片耳30万円は誰でも出せる金額ではない

補聴器は非常に高額です。

片耳で30〜50万円、両耳で100万円を超えることも珍しくありません。

この価格の高さが多くの人にとって大きなハードルになっています。

特に軽度〜中度の難聴者にとっては、「そこまでお金を出すべきなのか?」と悩むケースが多く、結果として我慢を強いられてしまうことが多いようです。

AirPods Pro 2を補聴器代わりにしたい人の切実な事情

こうした中、「もっと手頃な価格で聞こえを改善したい」と考える人が注目しているのがAirPods Pro 2です。

価格は39,800円(税込)と、従来型補聴器の10分の1〜20分の1以下。

軽度の聞き取りに不便さを感じる高齢者や若年層の間で、「補聴器代わりに使えるのでは?」「これなら何とか買えそう」という声が高まり、ネットでの検索数も急増しています。

AirPods Pro 2の技術・価格・アクセシビリティ

ハードウェアとしてのAirPodsは以前から性能が高く、補聴器用としても十分すぎる力を持っていました。

しかしハードウェアを補聴器として認可させようとすると、膨大な時間とコストがかかります。

そこでアップルは逆転の発想をしました。

ハードウェアであるAirPods Pro 2を補聴器として認可させるのではなく、iPhone(iPad)で使うソフトウェア(アプリ)を認可させたのです。

認可されたアプリで聴覚テストを行い、その結果に基づいてAirPods Pro 2の音質をユーザーの聴力に合わせて最適化する。

ハードウェアとソフトウエアの両方を開発するアップルにしかできない離れ業です。

これにより、3万9,800円と安価でありながら、パーソナライズ可能な補聴器が実現しました。

AirPods Pro 2は補聴器代わりになるのか?口コミ紹介

  • 聴覚テストとパーソナルな音質調整
  • 「会話ブースト」「ライブリスニング」の仕組み
  • 実際に使ってみた人の声は「思ったより使える」
  • Apple公式のスタンス「軽度〜中等度難聴」に対応

聴覚テストとパーソナルな音質調整

AirPods Pro 2の補聴支援機能の中核を成すのが、iPhone(iPad)を使った聴覚テストです。

ユーザーはアプリで自分の聴力を測定でき、その結果に基づいて音の出力が個別にチューニングされます。

人によって異なる聴力の特性に合わせて最適な聞こえを提供する、まさにパーソナライズされた補聴器です。

この聴覚テストは初回に行えば設定が維持されます。

しかし聴覚は年齢や体調によって変化するため、その後も年に1回はテストすることが推奨されています。

また、AirPods Pro 2の使用感に違和感を覚えたときにも、再テストによって最適化し直した方がいいでしょう。

「会話ブースト」「ライブリスニング」の仕組み

AirPods Pro 2はiPhone(iPad)と組み合わせることでライブリスニングという機能を使うことができます。

これはiPhone(iPad)のマイクで拾った音声をAirPodsに送るもので、離れた位置にいる話し相手の声でもクリアに聞こえるようにする機能です。

また会話ブーストでは、AirPodsを通して人の声を前面に強調してくれるため、電車内や飲食店など雑音が多い環境でも会話の内容が聞こえやすくなります。

実際に使ってみた人の声は「思ったより使える」

X(旧Twitter)やAmazonでのレビューを見ると、「思った以上に実用的だった」「会話が聞き取りやすくなった」といったポジティブな意見が多数見られます。

特に軽度から中度の難聴に悩んでいる人が、補聴器を購入する前に「お試し」として使ってみて、その効果に驚くというケースが多いようです。

Apple公式のスタンス「軽度〜中等度難聴」に対応

アップル自身も、AirPods Pro 2の補聴器機能は「軽度〜中等度難聴」のユーザーを想定していると明言しています。

つまり、医療用の補聴器とは異なるものの、聞こえの支援ツールとして十分活用できる可能性が公式に明示されているということです。

「AirPods Pro 2は補聴器代わりにならない」とする専門家もいる

  • 補聴器専門家の主張
  • 「まだ実用的ではない」という主張の根拠
  • 大事なのは生活者目線

補聴器専門家の主張

一方、AirPods Pro 2を補聴器代わりにすることについて、懐疑的な立場を取る専門家もいます。

「実用にはまだ遠い」「個々の聴力に合わせた細かい調整ができない」といったことを理由として挙げています。

長年補聴器を扱ってきた専門家の声なので、傾聴には値します。

「まだ実用的ではない」という主張の根拠

従来の補聴器を扱う専門家からは、主に以下のような点が指摘されています。

  • 周囲の雑音を的確に抑制する機能が不十分
    医療用補聴器には、話者の声だけを前面に押し出し、それ以外の環境音を巧みに抑える「環境音識別アルゴリズム」や「指向性マイク」などが搭載されています。AirPods Pro 2でも「会話ブースト」などである程度の対応は可能ですが、処理の精度や自動調整機能においては、医療用には及ばないという見方です。

  • 耳鼻科医や言語聴覚士による対面のカスタマイズがない
    補聴器は本来、専門の言語聴覚士が患者の聴力検査結果に基づき、非常に細やかな調整を行います。これに対してAirPods Pro 2では、iPhone(iPad)上の「聴覚テスト」によるパーソナル化は可能なものの、専門家によるチューニングはありません。

  • 音質の自動最適化や環境への即時適応機能が限定的
    医療用補聴器には、ユーザーが屋外・室内・人混みなど、環境に応じて自動的に音質を切り替える機能が搭載されていることが多く、音の聞こえ方をリアルタイムで最適化します。AirPods Pro 2にはそのような即時適応機能は限定的であり、環境によっては聞き取りづらさが残る可能性もあります。

以上のような指摘から、「やはり医療用補聴器の方が安心」という意見があるのも事実です。

ただし、これらの指摘には、専門業者による立場上のバイアスが含まれている可能性もあります。

UT
UT

安価なAirPods Pro 2が売れすぎると、自社が扱う高価な補聴器が売れなくなりますからね。

専門家の意見には耳を傾けつつも、全てを鵜呑みにするのではなく、ユーザー自身が実際に試して判断することが重要です。

大事なのは生活者目線

結局のところ、医療機器か否かよりも、日常生活でどれだけ実用的に使えるかが重要です。

AirPods Pro 2は医師の処方を必要とせず、自分で購入・設定できるという点で、多くの人にとって「試しやすい補聴器」として大きな可能性を持っています。

「言語聴覚士による対面での調整がない」からこそ、39,800円という低価格が実現したとも言えます。

AirPods Pro 2を補聴器代わりに使うメリットとデメリット

  • メリット①:圧倒的に価格が安い
  • メリット②:高品質イヤホンとして損はしない
  • デメリット①:iPhone(iPad)が必須
  • デメリット②:使用時間が6時間と短い

メリット①:圧倒的に価格が安い

何よりも価格が手頃です。

従来の補聴器が両耳で60〜100万円以上する中で、AirPods Pro 2は両耳でも3万9,800円(税込)。

ほとんど比較にならない安さです。

「まずは試してみたい」という人にとって、無理のない選択肢と言えます。

メリット②:高品質イヤホンとして損はしない

仮に補聴器代わりとしては満足できなかったとしても、AirPods Pro 2はノイズキャンセリングや空間オーディオといった高機能を持つ高品質イヤホンです。

音楽鑑賞や動画視聴、テレワークでの通話にも活用できるため、無駄な買い物にはなりません。

デメリット①:iPhone(iPad)が必須

AirPods Pro 2を補聴器代わりとして利用するには、最新のiOS(iPadOS)を搭載したiPhone(iPad)が必要です。

2025年7月現在、iOS18(iPadOS18)がインストールされていることが条件になります。

手持ちのiPhone(iPad)を使う場合、iOS18(iPadOS18)に対応しているか、下の表で確認してください。

iOS18対応 iPhone一覧
世代 対応端末
iPhone XS系 iPhone XS / XS Max
iPhone XR系 iPhone XR
iPhone 11系 iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
iPhone SE系 iPhone SE(第2世代・第3世代)
iPhone 12系 iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
iPhone 13系 iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max
iPhone 14系 iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
iPhone 15系 iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max
iPhone 16系 iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Max / 16e

iPadOS18対応 iPad一覧
カテゴリ 対応端末
iPad(無印) 第7世代 / 第8世代 / 第9世代 / 第10世代 / A16
iPad mini 第5世代 / 第6世代 / A17 Pro
iPad Air 第3世代 / 第4世代 / 第5世代 / 11インチ M2 / 13インチ M2 / 11インチ M3 / 13インチ M3
iPad Pro(11インチ) 第1世代 / 第2世代 / 第3世代 / 第4世代 / M4
iPad Pro(12.9インチ) 第3世代 / 第4世代 / 第5世代 / 第6世代
iPad Pro(13インチ) M4

もしこれからiPhoneやiPadを買いたいが、極力安く済ませたいのであれば、iPad(A16)11インチ(128GB Wi-Fiモデル)一択です。

これが全iPhone、全iPadの中で一番安い製品(税込 58,800円)だからです。

安価ではありますが、2025年3月12日発売の最新モデルですので、この先長い間、最新のiPadOSに更新することができます。

聴覚テストは初回に一度行えば設定が維持されますが、聴覚は年々変化するため、年1回は行うことが推奨されています。

また、AirPods Pro 2の使用感に違和感を覚えた場合も再テストが必要です。

以上の理由から、最新のiOS(iPadOS)がインストールされたiPhone(iPad)を常に手元に置いておきたいところです。

最新のiOS(iPadOS)にアップデートできなくなった場合、iPhone(iPad)を買い替える必要性が出てくることに注意してください。

デメリット②:使用時間が6時間と短い

AirPods Pro 2のバッテリーは、1回の充電で最大6時間程度。

補聴器のように1日中つけっぱなしで使うには短いと感じる人もいるかもしれません。

充電ケースを併用すれば延長可能ですが、頻繁な充電が必要になる点は注意が必要です。

Q&Aコーナー

Q
AirPods Pro 2は医療機器として認可されているの?
A

AirPods Pro 2本体は医療機器ではありませんが、Appleが提供する「ヒアリングチェック」および「ヒアリング補助プログラム」は、厚生労働省の管理医療機器として認可されています。つまり、聴力測定や補助機能のソフトウェア部分は医療グレードの信頼性を持つとされており、聴覚支援の入り口として安心して使える設計です。

AirPods Pro 2の認可(アメリカ vs 日本)
項目 🇺🇸 アメリカ(FDA) 🇯🇵 日本(厚労省・PMDA)
認可対象 ソフトウェア(ヒアリング補助機能) 同じ
ハードウェア(AirPods Pro 2) 医療機器ではない 同じ
認可機関 FDA(米食品医薬品局) 厚生労働省+PMDA(医薬品医療機器総合機構)
認可区分 補聴器向けソフトウェアとして承認 同じ
使用条件 iPhone(iPad)+AirPods Pro 2 同じ
対象ユーザー 軽度〜中等度難聴者 同じ
認可の意義 補聴器購入ハードルの低下 同じ
補聴器業界への影響 価格競争激化・従来型補聴器の市場圧迫 同じ
Q
iPhone(iPad)がないと使えないの?
A

はい。聴力テスト(ヒアリングチェック)や補助機能のフル活用には最新のiOS(iPadOS)がインストールされたiPhone(iPad)が必須です。Macでは聴力テストはできません。

Q
補聴器として期待外れだった場合、使い道はありますか?
A

もちろんあります。AirPods Pro 2は高音質なノイズキャンセリングイヤホンとしても優秀で、音楽・通話・動画鑑賞など日常使いに最適です。仮に補聴器としての満足度が得られなくても、高性能イヤホンとしての価値が残るため、無駄にはなりません。